材  料

Wessell, Nickel & Gross(ヴェッセル・ニッケル&グロス、以下WNG)が最初に新しいピアノアクションを設計し始めたとき、その木やブッシングクロスをはじめとする伝統的な材料は能率が悪くて、最終的にアクションの動きを悪くしていることにすぐに気づきました。
これをうけて、WNGは従来のピアノアクションの材料を捨てて、より強くて、より信頼できて、より耐久性がある最先端の素材を使って、メンテナンスが最小限ですむようにしようと決定をしました。

エポキシ樹脂カーボンファイバー製ハンマーシャンクは、2つの利点があります。信じられないほどの強さと、信じられないほどの確実性です。



 

鍵盤が叩かれるとき、ハンマーに取り付けられたシャンクはピアノの弦を打つために上向きに移動します。しかし、木のハンマーシャンクはあまり強くないので、ぐらついて、弦の方へ向かう移動経路でしなりが生じます。このしなりはエネルギーと力を失う結果となり、鍵盤によっては、他の鍵盤より大きな音となったり、より柔らかい音となったりします。
エポキシ樹脂カーボンファイバー製ハンマーシャンクでは、しなりやぐらつきによるエネルギーの喪失がないだけでなく、全てのシャンクで均一の質と強さがあります。全ての鍵盤でアクションが均質であることにより、ピアニストは鍵盤毎に自分のタッチを調整する必要がなくなり、ピアニストは自分の表現したい音楽を最大限表現できるようになります。

 

WNGのピアノアクションの核となるのは、その象徴的な黒い複合材料です。この先進的な複合材料は、単純なプラスチックではなく、木より非常により強くて、耐久性があります。この強さは、かつて不可能だった画期的なデザインをWNGが実現可能にしました。

 

堅いブッシング
ブッシングはピアノアクションの中でも特に重要な部分であるので、WNGは、ブッシングのために革新的な非常に硬くて、高密度な材料を開発しました。この材料は完全に湿気を通さないだけでなくて、1800万回の打撃でテストされた後でもまだ、とても安定したピントルクと均一なタッチを保っています。

 

ブッシングはピアノアクションの中でも特にきつく動く力がかかるところです。ブッシングがきつすぎるとピンが動かなくなりますが、緩すぎるとピンが自由に動きすぎてしまいます。ブッシングにかかる力の変化は、ピアノのタッチに直接的に影響します。
従来のアクションは、ブッシングに布(クロス)を使用しており、それは湿気に非常に影響されやすく、季節による伸び縮みがあります。これはピアノのタッチを信頼性がなく 統一性のないものにするだけでなく、ピアノの整調(タッチ調整)を難しくしているのです。

 

 

 

 
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